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生物多様性とホリスティックと新宿

数か月前だったかな、NHKのドキュメンタリー「ラストトーキョー”はぐれ者”たちの新宿・歌舞伎町」という番組の再放送を観ました。

 

以下、NHKのBS1スペシャルHPより少し抜粋

“変化の波にさらされるラストトーキョー・歌舞伎町を記録、「失ってはいけないもの」を探る旅。番組ディレクターの母が歌舞伎町で雀荘を経営していて、その母にせまるドキュメンタリー”

 

色々な意味で、もう一度観たい、繰り返し観たいと思う番組でしたが、私の中でとても印象に残っているシーンがあります(印象的なシーンばかりだった、とも言える番組ですが)。

 

(一語一句正確ではありません。すみません。)

「(新宿御苑の中にある、生物多様性について書かれた看板の前で、母が語る)この看板を見るとさ、わたし、いつも泣けてきちゃうんだよね。いらない生き物なんかいない、無駄な生き物なんかいないって(書いてある)。これを見るとさ、新宿で生きている人間だって、生きていていいんだ、って思って、いつも、泣けてきちゃうんだよね。」

 

私達は動物も植物も昆虫も、地球も宇宙も、切れ目なく、相互に繋がっています(食物連鎖でも繋がっている)。

ウイルスもバクテリアも、細菌も。

互いに関係しあいながら。

 

 

学生時代によく行った新宿。

小学校1年生から20歳まで、毎日遊んでいた幼馴染が、30年近く働いている歌舞伎町。

彼女に会うため、ヒーリングタッチのワークショップで東京に行くときは、いつも新宿に宿をとっていた。

ここ3年くらい、行っていない。

 

ヒーリングタッチを学び始めてから10年くらい、自分の内面と向き合い、取り組んできました(もちろんこれからも取り組んでいきますが)。

 

私の中にある「歌舞伎町」のような場所も、きれいにしてしまおう、と思っていたんだと気づきました。

 

自分の中にある「いらない」と思えるような自分の感情や思考パターンにも、「あんたたちだって、私という世界には、必要なんだろう、今の私には、あんたたちの美しさがまだわからないけど・・・ありがとね。」、なんて思えたら、いいな、と思いました。

 

取りとめのない話でした、すみません!

 

 

森の種

今神早苗